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いつもの道。 いつもの景色。 いつもの暮らし。 いつもの小高の中にある、 “おだかる”な 価値観をご紹介します。
便利さや 数の多さがすべてじゃない 簡素と沈黙の中にこそ 人はなにかを見ようとする
「小高区で不便に感じることは?」という質問には、「ドラッグストアがないところ」とすぐに回答する沙奈さん。「今は車で20分もかかるんです。一つでもいいからほしい」と続ける姿を隣で笑って聞いている直樹さん。「でもそれぐらい」だそうだ。(菊地さん)
東京にはありとあらゆるものがなんでもありますよね。でもほとんどが自分には関係なかった。南相馬市には、スーパーはあるし、病院もある。過不足がなくて生活基盤で困ることはないです。(村上さん)
過去は過ぎたこと 未来は先のことあたりまえの今日が いつも原点
小高の人はみんな『おたがいさま』でやってますから。昔っから小高の人はみんなで助け合ってやってきた。お祭りも何も、みんなで一緒にやってきたんだから。(林さん)
小高の人は避難で全員が一度よそものになった経験があります。だから地域に外からの人が新しく来ても、地元の人と同様に迎えてくれる。(和田さん)
そういう想いが、小高にもう一度人を集めて、その人たちで自分が欲しいって思うものを作っていけばいい。震災前の元の姿に戻るんじゃなくて、次の小高のまちを作っていけばいい。(小林さん)
あたりまえのように過ぎていく すばらしい毎日をたのしもう
夏は海に行ったりします。ご飯を食べながら、ゆっくりしたり。草原の中に一本だけ木が立っている『精霊の木』っていう景色が良い場所が近くにあるんですけど、すごく好きでふらっと通ったときでも見ちゃいますね。(菊地さん)
お客さんが来てくれるっていうのはすごいことだなって改めて思いましたね。地元の方の『最近どう?』に対して『全然ですよ〜』って返事をする日常の会話がいいです。(村上さん)
きょう 誰かに与えたものは きのう 誰かに与えられたもの
自分のことで精一杯だったから、別に誰かの応援をしたいと思ってやってきたわけじゃないのよ。(小林さん)
グラフィックデザインにできそうなことがあればもちろんやるし、ちょっと分野が違う空間デザインとかの仕事でも、勉強してできそうであれば自分でやる。どうしても自分の力では…っていう時は知り合いのクリエイターの方にお願いしてやる。(西山さん)
小高って一度全員が外の地域に出て、いま戻ってきてる人たちは全員ここに戻りたくて戻ってきた人です。だからみんな地域のために何かしたい、あるいは自分ではできなくても応援しようっていう気持ちの人しかいません。(和田さん)
食べること 話すこと なにげないそのひとつひとつに 意味を感じて生きること
当初は1人で戻ってきたんです。その前も準備宿泊とかはしていたんですけど、戻ってきたら当たり前のようにあった生活音が一つもなくて不気味だったんです。以前は聞こえていた牛の鳴き声とか車が通る音とかがなくて気持ち悪かった。それは今も覚えています。真っ暗な世界にぽつんといる感じだった。(渡部さん)
一個一個電気が増えていく嬉しさってあるんですよ。それってきっと、ここに住んでいる人の共通の想いじゃないかって思うんです。(小林さん)
じぶんにとって ほんとうに必要なものだけが じぶんを支えてくれる 満たしてくれる
"グラフィックデザイナー"って名乗って『わたしはこういうことができます』っていうよりも、"西山里佳"って名乗って『私はこういう人間です』っていうところから知ってもらうようにしてます。(西山さん)
東京でみんなと同じようなことをしても、雇う側にとって使いやすい人材にはなるのかもしれないけど、オリジナリティはないなって。(根本さん)